東京オリンピックで観客を入れるとどうかが争点となっていたが、大会組織委員会、東京都、政府、IOC(国際オリンピック委員会)、IPC(国際パラリンピック委員会)の5者協議で、東京・神奈川・千葉・埼玉の会場を無観客とすることになった。
コロナの感染リスクを減らすための判断だが、何とも残念な決定である。
室内では、無観客というのは判るが、野外での協議は観客を入れても良いのではとも考える時、もう少し弾力的、柔軟な判断はなかったのかと腑に落ちない。
会場に入る際、マスクをする、声を出さない等々、徹底すれば良いのではと素人的にふと思うものである。
兎にも角にも、安心・安全に万全を期し、平和の祭典東京オリンピック・パラリンピックを成功させなくてはならない。
オリンピックは、世界中で40億人ものテレビ視聴があると言われている。
コロナ禍にあっても日本はしっかりと対応し、見事にやり抜いたと世界に示したいものである。
東京に4度目の緊急事態宣言が12日から発令されることになった。
菅総理が記者会見で「前回の宣言解除から3週間で再び宣言に至り、国民にさまざまな負担をかけることは大変申し訳ない」と述べていたが、東京で感染者が20代、30代で増えていることは「密を避けろ」と「外出するな」とお願いしているにもかかわらず、無視し外に出ている人達の責任は重い。
聞くところによると注意を聞かず夜遅くまで開いている店もあるという。とんでもないことである。北海道でも札幌の感染者が多いが、ニュークラブの営業があるという。
菅総理がお詫びするのではなく、一人一人の自覚が今求められている。ここはお互いしっかり自分の果たす役割を共有したいものである。
午前中、稚内を廻り、午後の便で帰京すし、夜は千葉県での会合に出席する。
今日の稚内は18℃でヒンヤリする。涼しい気候をアピールして観光客が北海道に戻って来ることを願ってやまない。それにはやはりコロナの収束である。