昨日ムネオ日記で、都民ファースト所属で当選した木下ふみこ都議が何と選挙中の7月2日、無免許運転で事故を起こし、2人にケガをさせていたことが明らかになり、選挙中に、しかも現職であった都議の事故が何故4日間も明らかにならなかったのか。警視庁始め関係者が忖度したのか、荒木都民ファーストの会代表は、説明責任をすべきではと書いたが、一晩明けて小池知事はいつ知ったのかという疑問に駆られる。

 小池氏が立ち上げた都民ファーストで、所属の木下候補である。現職知事に警視庁が報告をしないとは考えられない。

小池知事は木下都議の事故をいつ知ったのか。この点、明らかにすべきであり、説明責任を果たしてほしい。

読者の皆さんはいかがお受け止めだろうか。

 自民党では次期総選挙に向け、世代交代ともいうべき不出馬表明が相次いでいる。

 伊吹文明(83歳)元議長当選12回、川崎二郎元厚労省(73歳)当選12回、塩崎泰久元厚労相(70歳)当選8回、宮腰光寛元沖縄・北方相(70歳)、小此木八郎前国家公安委員長(56歳)当選8回、山口泰明自民党選対委員長(72歳)当選7回、三ツ矢憲生元副外相(70歳)当選6回、冨岡勉元副文科相(73歳)当選4回等々である。

 自民党の選挙、定年は比例区衆議院73歳、参院選挙区72歳、全国比例区70歳となっている。

 病気で辞められる三ツ矢氏は別として、他はまだまだやれる感じの人であるが、元気なうちに出処進退をはっきりさせたことに「いさぎがよい」と敬意を表したい。

見ていて「もういいだろう。辞めても良いのではないか」「何のためにバッチを付けているのか」と思う人もいる。

 私は政治家になった時、70歳定年論だった。35歳で当選し、25年の永年表彰を受け、それから10年が政治家としての本舞台と考えていたが、20年経った時、平成14年6月、国策捜査で逮捕されてしまった。それでも私は政治家としてやましいことはしていないと闘い続け、新党大地を立ち上げ、平成17年、21年と当選することが出来た。

 平成22年9月、最高裁で懲役2年の実刑判決で上告棄却され、収監されることになった。

 平成23年12月、満1年経った時、仮釈放されたが、翌年4月29日迄刑は残っていた。それから5年間の公民権停止で選挙に出られなくなった。

70歳定年論者の鈴木宗男は、5年間の公民権停止が自らに課せられるとは昭和58年衆院に当選した時、考えも想像もしていなかった。

だから私は5年間のロスタイムはそっくり延長して政治活動をしようと考えた。

 私にはやりことした仕事がある。北方領土解決と日露平和条約である。プーチン大統領と安倍総理の時しか出来ないと私なりに努力してきたが、予期せぬコロナの発生、安倍総理の健康問題での辞任となった。

 安倍対露外交をしっかり引き継いでいる菅総理に託すしかない。

 2024年までロシアはプーチン大統領である。菅総理も秋、再選されると2024年迄総理・総裁である。この間に実現するしかない。

幸い私の任期はあと満4年あるのでその間、私なりの役割を果たして参りたい。

午後から旭川に向かい挨拶廻りをする。