今日のNHK日曜討論「与野党論戦 コロナ危機への対応は ワクチン 東京五輪は」のテーマで、各党政調会長が出席されお話しされていた。
 コロナ対応について立憲・国民・共産各党は、14日の緊急事態宣言発出について政府の判断を批判していたが、コロナウイルスについて菅総理はじめ加藤官房長官、田村厚労大臣、西村担当大臣は、専門家でもなければお医者さんでもない。行政府の最高責任者として厚労省・内閣府のそれぞれ担当である関係者の話を聞き、それを受けて政府の専門家会議にかけ、そこで専門家の皆さんの意見を聞いて決断するのが手続きである。
遅いとか、判断が甘いとか立憲・国民・共産の人は言っていたが、それならばあなた方は何か知見を持っていたのかとお尋ねしたい。何とも無責任な話である。
コロナ対策は、行政府・立法府の枠を超えて一丸となって取り組むべき問題でいいがかりみたいな話は聞きたくない。この点はっきりしておきたいものだ。
ワクチン接種にしても一日も早く済ませることが一番である。それに向かって国、各自治体が協力し合うしかない。
それなのに「7月までに出来る裏付けがあるのか」と重箱の隅をつつくような野党の話である。
オリンピックにしても時間をかけて国が取り組んできた世界平和の祭典である。
共産党のように頭から反対というのは簡単だ。しかしどうしたら安心で安全にオリンピック・パラリンピックが開かれるか徹底して詰めて行くのも開催国としての責任ではないか。
議論を聞きながら与党は、もっと自信を持って発言、発信してほしいと感じた。
日本維新の会浅田政調会長は淡々と自然体で判りやすく発言されており聞きやすかった。
「一寸真面目過ぎますね」と何件か私のもとに話があったが「真面目過ぎで丁度良いのでは、堅実な政策展開をしている証です」と答えておいた。
兎にも角にも国民一人一人が自覚と責任を持って日々送るしかない。
批判の為の批判、反対の為の反対をする共産党や立憲民主党とはしっかり一線を引いて安定政治のために邁進したい。