連休が明け、通常の仕事に戻った人が多いのではないか。
国会では自民党と立憲民主党の幹事長会談が行われ、憲法改正の手続きを定めた国民投票法の改正案について立憲民主党が求めていた国民投票の広告規制などについて修正を行った上で、衆議院憲法審査会で可決された。
 妥協の産物ではあるが、憲法改正に向けた議論を加速させる上で一つの判断をしたということと受け止めたい。
 憲法改正が施行されてから74年になる。戦後間もない当時の日本の国力、立場と今では雲泥(うんでい)の差である。
 世界に責任を持つ日本として、時代に合った憲法にするのは当たり前のことではないだろうか。
 戦争の放棄は絶対堅持しながら、自衛隊の明記等、守るものは守りながら、変えるところは変えるという現実的判断を国民から選ばれた国会議員は議論に議論を重ねるべきである。
 国民投票法改正案が今国会で成立することを一つの契機として、憲法改正の議論が加速することを期待してやまない。
 夕方の便で帯広に向かい、「紫竹ガーデン」で有名な紫竹昭葉さん94歳のお通夜に参式。
明日の告別式は参議院本会議のため参列できないので、今夜最後のお別れをする。
 中川昭一さんの熱心な支持者であったが、昭一さん亡き後、私や家内に心配りをして下さったお心に感謝し、ご冥福をお祈りしたい。