今朝の全国紙を昨日の憲法記念日について、どんな扱いであるか注目して拝見した。
 産経新聞は1面トップで「首相、緊急事態明記訴え 憲法改正で踏み込む ビデオメッセージ」
 読売新聞は4面で「改憲の是非 各党訴え 緊急事態条項など論点」
 朝日新聞は1面トップで「首相、改憲意欲アピール 緊急事態条項『重く大切な課題』衆院選控え、保守層を念頭」
 日本経済新聞は2面で「緊急事態条項『重い課題』 首相、改憲派集会でメッセージ」
 毎日新聞は2面で「国民投票法改正案、今国会成立を 菅首相『改憲へ一歩』」
 東京新聞は「憲法施行74年」「護憲派『コロナ禍生存権守れ』国会前で訴え」「改憲派 緊急事態条項創設に意欲」と出ている。
 読売新聞は昨日1面、4面で世論調査について記し、6、7面全面を使い、憲法改正を扱っている。各紙の憲法に対する思いがそれなりに表れており、興味深く拝見した次第だ。
 74年間、一言一句変わっていない日本国憲法である。この74年間、一滴の血も流さず、日本は平和主義の模範とも言うべき行動、歩みをしてきた。
 時代にあった国力に相応しい日本国憲法に向けての議論を加速するのは当然と思うのだが。闇雲に護憲という立憲民主党、共産党の主張は無責任ではないか。
 憲法審議会での議論を進め、国民投票法改正の採決を速やかにすべきと思うのだが。
 2年前の約束を守るのが筋であり、当たり前と考えるが、その合意すら実行しないで民主主義を語る資格はない。
 読者の皆さんは、いかがお受け止めだろうか。