元米国駐日大使モンデール氏が亡くなった。1993年米国駐日大使として来日し、1996年12月まで大使を務められた。
 1977年から1981年まで、カーター大統領の下で副大統領、1984年には民主党候補として大統領選に出馬したが、レーガン大統領に敗れた。
 クリントン政権で駐日大使に任命されたのだが、1996年4月、当時の橋本龍太郎総理と普天間飛行場の全面返還を決めたことが今も鮮明に想い出される。あれから25年経ったが、今だ普天間はそのままである。
 旅立ったモンデール氏は何と思っているだろうか。「沖縄の負担軽減をなくすために、世界一危険と言われる普天間飛行場の返還を決めたのだが、日本よ、どうなっているんだ」と思っているのではないか。
 私は沖縄県道104号線越え海兵隊実射訓練を地元の矢臼別演習場に移転したり、学童疎開船対馬丸を発見したりして、名護市移設となったのである。
 物事には積み重ねがあることを政府も沖縄も是非ともしって戴きたいものだ。
 橋本龍太郎総理とモンデール大使の25年前の記者会見が今、昨日のことのように想い出される。
 5月5日、東京五輪マラソンのテスト大会が予定通り札幌で実施されることが決まった。
 国内外のトップ選手が走るハーフマラソンと、実業団選挙を中心とする10キロで、8月の本番に向け、まさに安全で安心の大会に向けての用意である。
当日、5月晴れであることを今から願いたい。
 衆議院北海道第2選挙区補欠選挙も後3日間となった。山崎泉候補も元気一杯でマイクを握っている。
 明後日23日夕方には、松山千春さんも応援に入ってくれると連絡があり、有難い限りだ。
 健全・中道保守の候補者として、道産子の意地と根性を示す闘いをして参りたい。