昨日聖火リレースタートを記したが、昨日の読売新聞夕刊10面に「夢のせ東京へ 幻のランナー『半世紀待ってた』前回大会 台風で走れず」という見出し記事に目がとまる。
 「『もう一度、聖火リレーと縁ができるなんて』中西鈴子(71)(兵庫県加護川市)はトーチを掲げる日を心待ちにする」

 1964年(昭和39年)の聖火リレーは、九州に上陸した台風で中止になってしまった。

二度目の東京オリンピックが決定し、走りたいと思い夢が叶ったのである。57年目の正夢、中西さんの走りを待ちたい。
 聖火リレーにも色々な声、考えが聞こえるが、こうした歴史的巡り合わせもある。世界の平和の祭典であり、スポーツの持つ感動、夢、希望は計り知れない。今は前向きにとらえて行きたいものである。
 国民生活を守る最大の裏付けである令和3年度予算が参議院本会議で成立した。
 総務省接待問題等、スキャンダル追求に多くの時間を割いた立憲民主党、共産党だが、粛々と審議は進み、早い時間での結着となったことは何よりである。
 反対の為の反対では民主主義ではない。「議論に議論を重ね、そこで得た結論はお互い責任を持つ」これが民主主義の基本であることをお互い肝に銘じて行きたいものだ。