緊急事態宣言が1都3県に加え、「大阪・兵庫・京都・愛知・岐阜・福岡・栃木」が新たに発令され菅総理が記者会見している。
 感染拡大の厳しい状況を率直に話し、国民に強く協力を要請している菅総理の記者会見に、決意と覚悟が伝わってきた。ニュースを見ていた方々もそう受け止めたのではないか。
 「遅い」とか「後手」というのは簡単である。今大事なことは、国民一致結束して事に当たることだ。
 飲食店に20時までの時短をお願いしたということは、日中も余計な処には行かない、外出を自粛することを心掛けなくてはならない。
 当たり前のことが日常生活で実行されず、感染拡大に繋がっている面もある。一人一人が自覚と責任を持ってやっていくしかない。
 読者の皆さんも一緒に価値観を共有し、見えざる敵と闘って行こうではないか。
 昼の便で宮古島市長選挙が行われているので、宮古島に飛び、現職の下地敏彦市長の応援をする。
 私と宮古島はさまざまな人間関係、ご縁があるが、中でも「伊良部大橋」の予算化、実現をしたことが一番の仕事である。
 今や観光スポットとして全国に有名だが、何よりも命の橋である。伊良部島の人は、脳の病気、心臓病、お産、夜、船が止まると朝が明けるまで病院に行けない。
 平成9年、私が沖縄担当大臣の時、伊良部の若者が「涙ながらに橋を作ってほしい。命が助かる」と訴えられ、予算要求されていなかったが、人道的配慮で私が調査費を付け、平成27年1月31日開通に至った。
この時、私は現職の議員ではなかったが、下地敏彦現市長、翁長沖縄知事は開通式に私を招待してくれた。宮古の人情を感じたものである。
 その下地市長必勝の為、足を運んだが多くの人から喜んで戴き感激した。
 沖縄は、選挙では3日攻防(3日戦争)という言葉がある。3日間が天王山という意味だ。しっかり最後まで応援して参りたい。