早々と来年の通常国会召集日が18日と発表されている。通常は年が明けてから具体的日程調整に入るものだが、この点注目したい。
 先ずは令和2年度第3次補正予算を1月中に上げ、2月中に令和3年本予算を衆院で上げると、自動的に年度内に成立する。
 そうすると政治的に日程は楽になり、解散も頭に入れることになる。いずれにせよ、前回の衆院選挙から3年半になる時期であり、いつ解散があってもおかしくない。解散は総理の専権事項である。
 予算成立以後、菅総理がフリーハンドでいつ決断してもおかしくない状況を頭に入れておきたい。
 大阪と旭川市が自衛隊に看護師派遣を要請している。菅総理は間髪入れず速やかに派遣したいと述べており、見事な対応である。
 そこでふと考えたが、旭川は熊師団の異名を取り、歴史と伝統を誇る陸上自衛隊第二師団所在地である。
 以前、革新市政の時、駐屯地式典に出席しなかった。「困った時だけ自衛隊」というご都合主義を私はよしとしない。
 国民の生命、財産を守るため、災害の時でも緊急人命救助でも、いの一番に駆け付けてくれるのは自衛隊であることに心からの感謝と敬意を表してやまない。