新聞に「学術会議、桜前夜祭、元農相に現金、説明尽くされず国会幕」という見出し記事がある。
 日本学術会議で任命されなかった件でも「人事に関することでお答えは差し控えさせて戴きたい」と丁寧に答弁している。相手の立場を十分に配慮した答えでないか。
 桜前夜祭、元農相については、現在捜査中であることが公(おおやけ)になっている。捜査中の話に、行政府のトップが答えること事態、予見をはさみ捜査に支障を与えるのではないか。
 検察は行政の一部である。当たり前のことを何故新聞はあえて書くのだろうか。
 いつも言うことだが、報道は真実のみを国民に伝える義務があるのではないか。ないことないことで19年前バッシングを受けた者として、心から願うものである。
 また、安倍前総理に対し「検察が事情聴取」と報道されている。これに対し安倍前総理は「何も聞いていない」と明快に答えている。
と言うことは捜査関係者がリークしていることになり、公務員の守秘義務違反にあたる。人権、プライバシーにかかることである。
こうしたことに国会議員は敏感に反応してほしい。狙われたら明日は我が身である。間違った悪しき権力の乱用はあってはならない。
賭け麻雀をして「罰」「罪」に問わない身内に甘い結果を出しておきながら、善意の第三者に上から目線で権力を行使するやり方に私は警鐘を鳴らしたい。
 真に公正、公平な社会にするためにも誰かが闘わなくてはならないと考える次第だ。
 読者の皆さんはいかがお考えだろうか。