昨日の「鈴木宗男を叱咤激励する会」が盛会に終わり、多くの人から「参加して良かったです。来賓の皆さんのお話が良かったです」との連絡を戴いた。
 代表世話人の松山千春さんが、1991年(平成3年)10月、私が外務政務次官の時、外務省を説得して杉原千畝さんの名誉回復をしたことを話され、感激した。
いつの日か政治家鈴木宗男がなにをしたかと問われた時、一つは杉原千畝氏の名誉回復だと答えたい。それくらい思いのある、こだわりがある出来事だ。
 松山千春さんが杉原さんの名誉回復の経緯を話して下さり、本当に感激した。
 なんと平成政治研究会の竹下亘会長も偶然杉原千畝さんのことを話し始め、以心伝心を感じた次第だ。
 伊吹文明元衆院議長、二階俊博自民党幹事長も昭和58年当選同期の絆を話して下さり、38年の尊い時間が脳裏(のうり)を過った。
 加藤勝信官房長官は「初めて選挙に出馬した平成12年、次の選挙で間違いなく当選できるように鈴木先生が担保、保証してくれた」と私の自民党総務局長時代(現選挙対策委員長)の約束を披露された。加藤官房長官の人柄が出る話だった。
 森喜朗元総理は、「中川一郎先生の秘書時代、どんなに朝早くても夜遅くでも中川先生の家に電話したら鈴木さんが居た」とその働きぶりを披露して下さった。
 今日(こんにち)、政治家としてあるのも、あの時の頑張りが評価されてのものだと自分自身に言い聞かせたものである。
 あわせて森元総理は、家族の絆、特に「奥さんが良く頑張った。鈴木さんが大変な時、奥さんが事務所、後援会をまとめていた」と家内を称えて下さり、私が家内に言っていないことを森先生がカバーして下さり、最敬礼だった。
 佐藤優さんが「北方領土問題は解決できる」と歴史的経緯も含めて力強く話され、出席された皆さんも納得したことだろう。
 評論家の田原総一朗さんはいつも通り「鈴木事件は冤罪だ」と高らかに言って下さった。
 読売新聞特別編集委員の橋本五郎さんは「宗さんは人の道、絆を大事にしている」と話され、特に鈴木家の絆に触れて下さり、有難かった。
 トップバッターで挨拶された山口泰明自民党選挙対策委員長も森元総理も、竹下平成研会長も伊吹元議長、二階幹事長も鈴木貴子代議士の将来性を高く評価して下さり、私にとって一番の励ましとなった。
 娘が私の会の司会をし、親子共演できる政治家は今、私だけだろう。これだけでも有難い巡り合わせで、感謝、感激である。
 コロナ禍の中、ご出席、ご参加下さった心ある後援者に、万感の思いで感謝お礼申し上げたい。
 いつ、どんな時でも支えて下さったお一人お一人に、ただただ手を合わせる次第である。
 本当に有難うございました。