IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長が来日し、菅総理と会談している。
 菅総理から「『人類がウイルスに打ち勝った証として、東日本大震災からの復興を世界に発信する復興五輪・パラリンピックを実現する決意だ』と述べられ、バッハ会長は『我々もその決意を十分に共有している。大会を人類の連帯と結束力の象徴としたい』と応じた」(読売新聞1面)
 また、菅総理もバッハ会長も大会には観客を入れた開催を目指していることも明らかにし、特にバッハ会長は観客を入れることについて確信を持つことが出来たと言い切っている。
 この前向きな発言に、東京オリンピック・パラリンピック成功に向け、一段と拍車がかかることだろう。8カ月後が楽しみである。
 昨日、釧路管内標茶町の農業生産法人(藤原久紀社長)エフシーエスを訪問し、ふん尿処理施設を視察したが、本日の参議院農水委員会で早速、日本維新の会石井苗子議員が質問に立った。
 石井議員は「国はこれまでも農業のトラクター、あるいは乳牛の搾乳金には補助金を出して参りました。農林水産政策の現状と課題への81ページを見ましてですね、家畜排せつ物の利用の促進を図るための基本方針というのが出ております。ここでお願いなんですが、大臣はこのSDGsや国内外の環境への高まりを踏まえてですね、貢献度を鑑み、このイノベーションを来年度予算の運用対策システムということで、国の補助金対象としていただけますでしょうか。ご検討お願い致します」と質問され、野上農水大臣からは「システムの効果や内容を勉強させていただいた上で、補助事業の趣旨に合致しているかも含めて、よく検討して参りたいと思います」と前向きの答弁を戴いた。
 昨日の今日であり、極めてタイムリーな石井議員の質問であり、必ず結果を題して参りたい。