北海道後志管内寿都町が高レベル放射性廃棄物の最終処分地選定の文献調査に手を上げたことを巡り、昨日、臨時町議会は文献調査応募の是非を問う住民投票案を否決している。
「賛成」「反対」という、竹を割ったような話に持って行くこと自体おかしな話ではないか。
文献調査に応募したからといって、すぐに受け入れとはならない。20年の時間がかかるのである。町の将来は勿論だが、国策として冷静に議論すべきことと思うのだが。
廃棄物を頭から危険だと言う人にどれ程の科学的、技術的知見があるだろうか。専門家の話をよく聞くことも必要ではないか。
一国家、一国民、一言語の日本はすぐ「右だ、左だ、上だ、下だ、賛成、反対」とわけたがる傾向が強い。その感覚から脱却して、英知を出し合う議論をしてほしいものである。
北海道もコロナ感染者が増え、2日連続で200人越えである。
鈴木直道知事は記者会見で「ススキノなどの感染の連鎖が全道に拡大している。非常に憂慮すべき事態だ」と述べている。(北海道新聞1面)
更に「体調の悪い人」の外出自粛、すすきのでは午後10時以降酒類を提供する施設は利用しない、食事は静かにとり、会話中は「マスク着用」を呼び掛けている。
この知事の声をしっかり受け止め、手洗い、うがいをきちんと行っていくようにしたいと改めて思う次第だ。
15時から札幌三越前でウォーク&トーク(市民対話)。16時から札幌大地塾を行い、18時から各種会合に参加。
11月半ばに入り寒くなってきたが、心ある人が耳を傾けて下さり、その人情に触れ、体が温かくなった。大地塾も熱心な人が参加して下さり、有難い限りである。
衆議院は前回選挙から満3年を過ぎている。国会開会中はいつ何があるかわからない。
緊張感を持ってアンテナは高く張り、日々活動して参りたい。
※ウォーク&トーク(市民対話)
※札幌大地塾