菅総理がバイデン次期米国大統領と電話会談している。
報道によると新型コロナウイルス対策や、気候変動問題、安全保障等について話したとされる。
 菅総理は出来るだけ早い時期に会いたいとの意向を示し、アメリカ側も同じ認識とのことで、先ずは上々の電話会談だったと受け止める。
 「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて連携して行きたいとも話したとされるが、あわせて「近隣バランス外交」も頭に入れて進めて戴きたい。
 ロシア、中国、韓国、北朝鮮は隣国である。我々個々人は、隣に変わった人が引っ越してきて、ちょっと付き合いたくないと思えばそれで済むし、嫌なら引っ越しも出来る。しかし国と国は引っ越しは出来ない。折り合いを付けて行くしかないのである。私は「近隣バランス外交」が日本に必要と考える。
「遠くの親戚より、近くの他人」ということわざが日本にあるが、外交にもあてはまると考える次第だ。
 そのことにより、安倍前総理、そして菅総理が解決に心血を注ぐ北朝鮮との拉致問題も解決に向けての窓口が見つかると考える次第だ。
 コロナ感染者が増えている。第三波と専門家が言っているが、先ずは一人一人が手洗い、うがいといった基本をしっかり行い、余計な場所に行かないことである。
北海道でもすすきので感染者が増えているが、感染者が出た店に行った人には、速やかにPCR検査を受けらせるよう店の名前を明らかにすることがクラスターを防ぎ、感染者を増やさない一つの方法ではないか。
ここはお互い厳しい姿勢で取り組むことが大事だと思うのだが。