大阪都構想の否決を受け、さまざまな声が出ている。「日本維新の会はどうなるのか」という興味本位の報道もある。余計なお世話と言いたい。

 日本維新の会は「身を切る改革」を提唱し、実行してきている。国会議員3割削減、歳費(給料)3割カットを訴えている。現に大阪では実行した。

 コロナ禍では給料が上がらない、ボーナスももらえない企業多い中で、公務員や国会議員がのうのうと給料、ボーナスを普通通りもらっているのは甘えの構造である。

 夏のボーナスにしても日本維新の会国会議員は3割64万円寄付している。給付金10万円も全額寄付である。こうした事をしている政党は日本維新の会だけだ。

 立憲民主党の安住淳国対委員長は記者とのぶら下がりで、「維新は自民党の補完勢力」と言い、共産党の小池晃書記局長も「維新は(自公政権)補完勢力」(朝日新聞4面)と述べたそうだ。

 あえて言いたい。立憲も共産党もお互い補完勢力として選挙協力を模索しているのではないかと。

 大阪都構想は大阪市民の判断で結果が出た。日本維新の会は来たるべき総選挙に向けて、全国政党として、北は北海道から南は九州まで公党としての存在と責任を示していく。

 鈴木宗男は北海道から沖縄に至るまで仕事をしてきた。私がいるだけでも日本維新の会は全国政党だと自負している

 評論家みたいな芯のない政治家の話を聞きながら、10年前から大胆な発想で大阪都構想を打ち出した大阪維新に私は敬意を表しながら、次は日本の改革という大きなステージをつくって参りたい。先ずは国会議員の定数削減、歳費(給料)カット、国会議員の特権的待遇をなくす。税・社会保障等、改革すべき事は沢山ある。しっかりと結果を出しい参りたい。

 朝7時過ぎの飛行機で帯広に向かう。着陸の際、日高山脈が綺麗に見え、山の頂(いただき)には雪が積もっていた。十勝平野も収穫を終え、何かホッと一息ついている感じだった。

 10時から十勝軽種馬協同組合の理事会に出席。同じく幕別町で曹洞宗金剛寺での開山忌・先祖供養でお参りし、11時から故郷・足寄町の功労者表彰式に出席する。今年の表彰者は奥泉圀博氏で、50年にわたる消防功労である。足寄高校の1年先輩で、同じ汽車で通学した事が懐かしい。その後、釧路に向かい、弟子屈町長選挙が無競争となり、徳永現町長のお祝いに駆けつけ、最終便で帰京。

 故郷は有難きかなとつくづく感じながらの1日だった。


※十勝軽種馬協同組合理事会


※足寄町功労者表彰式




※弟子屈町長選挙、徳永町長当選のお祝い