「大阪都構想」の住民投票は残念ながら大阪市民は反対の人が多かった。提起してから10年、1つの区切りとなってしまった。
 松井市長は記者会見で多くの人に感謝し、特に今回賛成に協力戴いた公明党に感謝と敬意を表されていた。
 何よりも記者会見の潔い松井市長に感銘した。リーダーは斯(か)くあるべし姿の見本である。
 維新と公明党が大阪都構想で歩調を合わせ、自民党と立憲民主党、共産党が「反対」で行動された。いずれ近いうちに衆議院選挙がある。自民党と立憲民主党、共産党は敵対関係になる。所詮(しょせん)自民党と共産党が同じ行動をしただけでも「陳腐」な話である。
 この事を大阪市民はどこまで考えていたであろうか。反対の為の反対で、将来の大阪をどれほど心配しているのか、いや、考えていたのか首を傾げる次第だ。
 今回の結果をもって、維新の勢いに陰りが見えるのではというような話もあるが、私は何も懸念していない。
 日本維新の会は身を切る改革を実践し、国会議員の定数3割削減、歳費(給料)3割カットを主張し、実行してきた。
 コロナ禍で給料が上がらない、ボーナスがもらえないのが民間企業の現状である。夏のボーナス3割の64万円を拠出し、寄付しているのは日本維新の会だけである。
 こうした地道な活動を更に進めていく事により、国民の理解は得られると確信している。自信を持って、これからも身を切る姿勢を進めて参りたい。
 大阪都構想にご協力戴いた読者の皆さんに心から感謝、御礼申し上げたい。有難う御座いました。