大阪地検特捜部が起こした証拠改ざん事件、いわゆる村木事件から昨日で10年経った。
 検察はどんな反省をし、改革したのか国民は納得しているだろうか。検察は自分たちのストーリー、シナリオで事件を作って行く。
 参考人、後に証人となるべき人から検察官は自分たちに都合の良い調書を作り、事件にする。
被疑者が真実を、正しいことを言っても裁判では通用しない。それは裁判官も頭から「検察官が嘘の調書は作らない」と思い込んでいるからである。
 しかし村木事件により、また、私の事件で検察が密室で、シナリオ、ストーリーを作り、時に無理な捜査をしていることが明らかになった。
 私は平成17年国会に戻ってから、取り調べの可視化を強く訴え、一部録音、録画が認められたが、まだまだ不十分である。
 検察の暴走を防ぐためにも取り調べの弁護士立ち会いとか、全面可視化を図らなくてはならない。
 私の事件でも、私が復帰してから「やまりん」関係者、「島田建設」関係者は「検察の言われる通りに従ってしまった。事実でないことを言ってしまい申し訳ありません」と言われたが、後の祭りである。
 こうしたことが再び起きないような制度、仕組みを国会議員は「明日は我が身」の思いで考えてほしいものである。勿論、私は闘って行く。
 10時半から日高管内新ひだか町静内で第74回シャクシャイン法要祭に出席。
 シャクシャインとはアイヌ民族を守るために蜂起(ほうき)し、無念の最期を遂げた英傑(えいけつ)である。
 今年北海道アイヌ協会の理事長になられた大川勝実行委員長の下、コロナ禍でありながらも厳粛に執り行われた。改めてアイヌ民族の権利確立を誓った次第だ。
 秋晴れの下、シャクシャイン像がひときわ光って見えた。
 13時から日高管内新冠町で後援会主催の第3回パークゴルフ大会。外での行事は天気が良ければ成功である。好天の中、出席者の元気な姿が何よりであった。
 いつも主催して下さる関係者の皆様に心から感謝したい。

シャクシャイン法要祭にて挨拶
 ハルランナ(餅まき)



パークゴルフ大会