NHK日曜討論に、加藤勝信官房長官、武田良太総務相、田村憲久厚労相、野上浩太郎農水相、岸信夫防衛相、平井卓也デジタル相が出演していたが、各氏それぞれ経験に富んだ見事な受け答えをしていた。菅総理が登用した閣僚はなかなか考えた人材と改めて思った次第だ。
 野党が「代わり映えしない」とか「古色(こしょく)蒼然(そうぜん)」とか言っているが、そっくり野党にあてはまり、お返ししたいと感じたものだ。
必ずや仕事で国民の負託に応えて行くことだろう。
 大相撲9月場所も後半戦に入るが、朝日新聞13面スポーツ欄「未来ノート 202Xの君へ」のコーナー、今日は大関朝乃山だった。
 「綱とり 2人が見ている」という見出しで、朝乃山関の高校時代の恩師浦山英樹監督、大学時代の恩師伊東勝人監督のことに触れている。
 浦山監督が亡くなる前に書いた手紙に感動した。
 「『石橋(朝乃山の本名)、お前はよく相撲を頑張っている。俺の誇りだ。横綱になれるのは一握り。お前にはその無限の可能性がある。富山のスーパースターになりなさい』 手紙は今も毎場所、巾着(きんちゃく)にいれて持参している」。
 浦山監督は2017年3月40歳で、伊東監督は今年1月に55歳で急逝している。
 早すぎる旅立ちであるが、2人の恩師がいつも「朝乃山頑張れ」と応援していることだろう。
 「努力」と色紙に朝乃山は書いているそうだが「努力に勝る天才なし」である。努力に努力を重ねた上で日下(くさか)開山(かいざん)横綱がある。
 菅総理も自民党総裁選に立候補した際「私みたいなものでも努力していれば総理大臣への道が開けるのです」と言ったことが想い出される。
 私もこの記事を読みながら、小学時代の湯川守先生、中学時代の矢田宏先生、飯山力一先生、藤原正義先生、宮川浩先生、広沢章先生、高校時代の坪谷昇先生、髙橋良雄先生、髙橋勝先生、大学時代の佐藤慎一郎先生を想い出しながら、いまだ努力が足りないと自分を叱咤するものである。