臨時国会が召集され、衆・参本会議で第99代菅義偉内閣総理大臣が誕生した。
 昨夜のうちに組閣名簿が発表されたが、重厚で仕事師内閣と受け止めた。
国務大臣として留任が8人、横滑り3人、再入閣4人、初入閣5人で、それぞれ経験があり、初入閣でも一つの道を歩んできた人を登用している。中々考えた配置で、これが「菅カラー」と思った次第だ。
 人事は巡り合わせであるが、現時点では最強のベストの判断をした菅チームと評価したい。
 13時から衆議院本会議、13時40分から参議院本会議で、首班指名選挙で菅総理が誕生したが、なんと15時05分(モスクワ時間9時05分)、プーチン大統領は菅新総理に祝電を送っている。
「昨今においては、あなたの前任の安倍晋三氏の尽力のおかげもあり、両国間の対話の発展にために多くのことが成し遂げられてきた。2国間、そして、国際的な当面の喫緊の課題について、建設的な相互作用を行う準備ができていることを確認したい。これは、疑いなく、ロシアと日本の国民の利益にかなうものであり、アジア太平洋地域や世界全体の安定と安全の強化に貢献するだろう」と心のこもったプーチン大統領の祝辞である。
 首班指名の1時間後に、何と素早い対応をするものだと感心しながら、プーチン大統領が菅新総理に大きな関心と期待があることを裏付けるもので有難い限りだ。
 私事だが、本日、参議院沖縄及び北方問題に関する特別委員会で私が委員長に選出された。
 平成6年9月30日、衆議院でも同委員長を務めており、衆・参両院で委員長をする巡り合わせになった。
 しっかり職責を全うして参りたい。

※参議院沖縄及び北方問題に関する特別委員会で委員長就任あいさつ

※菅義偉新総理の各会派へのあいさつ廻り

※安倍晋三前総理の各会派へのあいさつ廻り