自民党総裁選挙は、菅官房長官が絶対的優位な闘いをしていることを踏まえ、メディアは早くも総裁、総理就任後の人事について評論家宜しく、ご丁寧に党人事、閣僚人事を名前まで出して予想している。
 菅官房長官は派閥の意向は聞かない、改革意欲のある人、専門性のある人を登用したいと極めてバランスの良い的を得た対応をしている。
 国会議員の秘書から横浜市議会議員、衆議院議員と、約50年に渡り政治の世界一筋で生きてきたその経験に沿って、国民がなるほどと思う判断がなされることだろう。14日以降が楽しみである。
 朝の便で札幌に向かい、14時から恒例の鈴木宗男・鈴木貴子北海道セミナーを行う。
 4月18日、菅官房長官を講師に迎えて開催の予定だったが、新型コロナウイルスのため延期し、今日の運びとなった。
 菅官房長官からビデオメッセージを戴き有難かった。菅長官に代わり国家公安委員会委員長・防災担当相の武田良太国務大臣が講演して下さった。
 武田大臣とは平成11年、村上正邦先生、亀井静香先生の紹介で知り合い、今日(こんにち)に至っている。
 平成12年の総選挙では、現職の議員がいたにもかかわらず私は、自民党の総務局長(現在の選挙対策委員長)として自民党の勝利のため新人の武田良太氏を公認した。
 反発はあったが、自民党の安定政治のため、今でも正しい判断をしたと自負している。
 武田大臣が順調に成長している姿を嬉しく、かつ将来に期待するものである。
 政治家のセミナーといえば経済界の代表者、党の幹部が発起人代表になるのが慣例だが、私は国会議員になってから札幌でも東京でも代表世話人、発起人は松山千春さんただ一人である。この人間関係を誇りに思い、松山さんに感謝してやまない。
 今日も松山千春さんが独特の言い回しで場を盛り上げて下さった。重ねて厚くお礼申し上げる次第である。
 自民党総裁選さなかのセミナーで、感慨無量であった。
 さまざまなことを想い出し、コロナ禍の中にもかかわらずご協力、ご理解賜った心ある皆様に、万感の思いで感謝お礼申し上げた。

※鈴木宗男・鈴木貴子北海道セミナー


※菅義偉官房長官からのビデオメッセージ披露

※武田良太国家公安委員会委員長、防災担当相の講演

※代表世話人、松山千春さんより挨拶

※自由民主党副幹事長、衆議院議員鈴木貴子より御礼挨拶