メディアは、自民党総裁選を大きく取り上げている。野党の新党代表選挙も行われているが、影が薄い。
 昨日、告示された自民党総裁選挙告示で、1人20分 3人の候補者が演説を行ったが、限られた時間で何を訴えるかがポイントである。
それぞれ自分のカラーを出してはいたが、やはり菅候補の話が胸に響いた。
 秋田の農家の生まれで、上京して町工場で働いた経験、そして「私のような普通の人間でも努力をすれば総理大臣を目指すことが出来る」と話されたが、コロナ禍、多くの人に勇気や励みを与えるフレーズである。
 「言葉は力なりき」と言われるが、「叩き上げ」の「苦労人」ゆえの表現、言い振りで共感が持てる。
 その菅候補が9時過ぎ、私の議員会館に顔を見せてくれた。議員会館挨拶廻りをしている中で寄ってくれたのである。
 2日夕方、出馬会見で「自助、共助、公助」、「絆」を話された菅官房長官が、一票持っていない私の処に顔を出す菅候補の姿に「有言実行」を感じた次第だ。
 菅総理大臣が安倍路線を継承し、新しい日本の形を創ってくれると確信するものである。