テレビ、新聞は安倍総理の辞任を受け、次期自民党総裁の話題に移っている。なんとも移り気なメディアを象徴している。
 テレビのワイドショーは、菅官房長官が総裁になることを前提にした子ども時代から学生、国会議員秘書、横浜市議、衆議院議員の足跡を伝えている。
 今回の総裁選挙は、安倍総理の健康による辞任での緊急事態である。こうした乱世ともいう状況では、胆力、腹の座った政治家でなければならない。苦労人で地方出身、世の中の酸いも甘いも、まさに叩き上げの菅官房長官が適任であることに疑いの余地はない。
同時に安倍総理の政策継承の上からも外交、内政、一番よく知っているのは菅官房長官である。
 さまざまな声、動きがあるが、菅官房長官には「天命」と思って国家・国民の期待に応えて戴きたい。
 共同通信が29、30日行った世論調査が今日発表されているが、なんと安倍内閣の支持率は56.9%で、前回調査より20%上がっている。
不支持は34.9%で、前回49.1%なので大幅に減っている。日本人の絶妙なバランス感覚を表している。
しかも7年8カ月の第二次安倍内閣について評価する、ある程度評価するは71.3%である。
評価しない、あまり評価しないは38%で、ダブルスコアに近い評価であり、やはり国民は安倍総理の実績を理解していた。
健康、体調を取り戻して今一度、国家・国民のため安倍総理は、次期総理総裁をサポートすることだろう。


※本日、18時20分~35分の間(10分位)、北海道テレビ(HTB)「イチオシ!!」に東京からではありますが、生中継で出演します。
テーマは「安倍内閣への評価、安倍総理の日露外交への評価、ポスト安倍の資質」です。
北海道での放送ではありますが、是非ご覧になって下さい。