どの新聞も河井克行衆議院議員、河井案里参議院議員の昨日の初公判記事が1面トップ、1面で扱っている。
 検察が「買収目的」と主張するが、それならばなぜ受け取った者を逮捕しないのか。
 買収というのは渡した側、受け取った側双方で成立するのではないか。受け取った側が、誰も処分されていないのは不自然である。初めから「河井ありき」の検察の姿勢である。
 著名な知識人から「これは検察の黒川人事ともからむ政府への反乱行為だ」と言ってきた。
なるほど、それもあったかと思いながら、上から目線の検察のやり方は18年前の私の時と、また、大阪での村木事件と変わっていないと受け止めた。
 「事情聴取された広島県議の女性は5日『検事に机を叩かれ、自白を強要された』と最高検に抗議。元県議の男性も『逮捕・勾留もある』など迫られて、計約106時間の違法な取り調べを受けたとし、500万円の国家賠償を求める訴訟を7月に東京地裁に起こした」(毎日新聞25日1面夕刊)
 「ある広島県議は検事から『狙っているのは河井夫妻』と繰り返し言われたと明かした」(朝日新聞26日35面)検事の誘導、司法取引とも受け取れる表現である。
 18年前の私の「やまりん事件」の時も、検察は「こちらの狙いは鈴木一人だ。あなた方は何を言っても罪にならない。こちらに協力すれば盗伐事件も事件にしない。鈴木に協力するならもう一度盗伐事件をやる」とすかし、脅かしていた。
 また、島田建設事件でも「鈴木に依頼したことを認め、こちらに協力したら官製談合も事件にしない」と島田社長を誘導、脅している。後で島田社長が「検察の言う通りにしてしまい、鈴木先生に迷惑をかけた」と述べてくれた。
 検察のやり方は、意図的、恣意的、シナリオ、ストーリーを作り逮捕したら必ず起訴、そして実刑に持って行くやり方である。
 国会議員諸氏に言いたい。狙われたら「明日は我が身」であることを肝に銘じて戴きたい。
検察は真実を明らかにするのではなく、時の政治情勢を見ながら、国家の支配者はポピュリズム選挙で選ばれた国会議員ではなく、司法試験に受かった我々であるという一部思い上がった連中の判断、そして10年に一度のサイクルで、それなりの政治家をターゲットにし、事件化して出世に繋げたいという連中もいると有名な知識人からお話があった。私も同感するものである。読者の皆さんはいかがお考えだろうか。
 9時発で千歳に飛び、11時45分より「北海道戦没者追悼式」に出席。
14時から北海道選挙区選出、昨年初当選した岩本つよひと参議院議員のセミナーに出席。
2カ所とも鈴木貴子代議士と一緒で、私なりに出席していた政治家の資質、価値を感じさせて戴いた。

※北海道戦没者追悼式


※岩本つよひと参議院議員国政報告会