日本は、安倍総理が検診を受けただけで話題にするなど、なんともノー天気というか平和なものである。
 一方、世界に目を向けると13日、イスラエルとUAE(アラブ首長国連邦)の国交正常化合意が発表された。
 アメリカがそれなりの役割を果たしての歴史的合意と考えるが、大きな出来事である。
 ヨーロッパに目を転じると、最後の独裁者といわれたベラルーシ ルカシェンコ大統領の6選を巡り抗議デモが起きたり、国内情勢が混沌としている。
 EU(欧州連合)は、首脳会議を開き、ベラルーシに新型コロナウイルス患者や病院支援に約66億円の支援を決めている。
 アフリカではマリでクーデターが起き、ケイタ大統領が辞任表明している。この出来事も単に西アフリカ、マリだけの問題ではなく、アフリカ全体に影響を与える出来事である。
 よく一国平和主義日本と言われたが、まさに今、安倍総理の言う地球儀俯瞰外交が求められている。
国民から選ばれた国会議員は、世界に目を向けて活動してほしいものである。
 16時から東京大地塾。今月のテーマは「直近の日露関係とアメリカが仲介したイスラエルとUAEの国交正常化」をテーマに佐藤優さんよりお話し戴き質疑応答した。
 タイムリーなテーマで、参加者も納得して戴いたことだろう。

※東京大地塾