11時51分から日本武道館での「全国戦没者追悼式」に参列する。
 
 天皇陛下が「本日、『戦没者を追悼し平和を祈念する日』に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。終戦以来七十五年、人々のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、多くの苦難に満ちた国民の歩みを思うとき、誠に感慨深いものがあります。私たちは今、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、新たな苦難に直面していますが、私たち皆が手を共に携えて、この困難な状況を乗り越え、今後とも、人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願います。ここに、戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、過去を顧み、深い反省の上に立って、再び戦争の惨禍が繰り返されぬことを切に願い、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、全国民と共に、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」と英霊、ご遺族、コロナ、平和と万般にお心を配られたお言葉で、頭が下がった。
 
 安倍総理も「今日、私たちが享受している平和と繁栄は、戦没者の皆様の尊い犠牲の上に築かれたものであることを、終戦から75年を迎えた今も、私たちは決して忘れません。改めて、衷心より、敬意と感謝の念を捧げます」と述べ、「戦争の惨禍を、二度と繰り返さない。この決然たる誓いをこれからも貫いてまいります」と、75年の節目に決意と覚悟を新たにされている。
 政治の究極の目的は世界平和である。政治の果たす役割は重く大きい。国政に身を置く者として、しっかりその責任を果たして参りたい。