北海道にある泊原発の向かい側に位置する、後志管内寿都町が高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定の文献調査に応募を検討していることが全国ニュースになっている。
 片岡春雄寿都町長が「エネルギーの恩恵を受けておいきながら、その廃棄物の処理を考えないのは無責任ではないか」という主旨の話をされているが、片岡町長のいう通りである。
 安定したエネルギー供給、そして安い電力料金の一翼を原発が担ってきたことは誰しも否定できない。現実的考えとしてどこかに処分場がなければ困るのである。
 今回の文献調査の応募は決定までに20年かかる。賛成、反対よりも科学的見地、裏付けによる議論をして行くことである。
 今や宇宙に有人飛行する時代である。よく危ない、危険だという話が先走りし、技術的、科学的に安全との声が表に出てこない。ここは冷静に落ち着いて調査、話し合いを見守っていく必要がある。
 頭から何の見識、裏付けもなく危ない、だから反対というのは一方的である。責任ある政治は議論に議論を重ね、結論を得ることである。
いわんや放射性廃棄物はきちんと管理し、何十年、何百年かけてエネルギーをなくしていくのであり、爆発したり、危ないものではないと認識している。反対の為の反対ではなく、明日に繋がる未来志向での議論を期待するものである。
 昨日、お墓参り、馬頭観音をお参りしながら人生を振り返った。
あの時、こうしていれば、いや、こう対応していればと思い返しながらも、十分な親孝行が出来なかったことを、ただただ申し訳ない気持ちで一杯だった。
 そして今日(こんにち)あることにご先祖様、亡き両親、兄のお陰、ご加護と感謝したものである。
馬頭観音をお参りしながら「アオの馬」のお陰で東京に出ることが出来、「アオ」に手を合わせた次第だ。
 家内と貴子家族とお参りでき、何よりであった。