朝の便で帯広に来たが、帯広も今日は30℃を超えている。東京と変わらない暑さだ。
 間違いなく、地球温暖化は進んでいると感じながら、自然の摂理に従わなければと考えるものである。
 毎日新聞23面に「広島・長崎の式典で、首相挨拶文93%同じ被爆者『ばかにしてる』」という見出しで、長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会の川野浩一議長は「ぺらぺらしゃべって『はいさようなら』が毎年お決まり。広島を長崎と言い換えただけ。被爆者をばかにしていると怒りを込めた」という記事がある。
 川野氏の受け止めは受け止めとして、安倍総理が犠牲者を悼み、そのご遺族、関係者に心からの哀悼とお見舞いの気持ちを持って挨拶されたことには誰しもが認めることではないか。あってはならない「戦争」での犠牲者である。そのことは何人(なにびと)もが理解、考えている事実だ。
 「被爆者をばかにしている」と言うなら、安倍総理の出席そのものを否定することになり、毎年歴代総理が出席し、挨拶なされてきたことは何だったのか。
 あまりにも一方的な、身勝手な独りよがりの決めつけはいかがなものだろうか。
川野氏に言いたい。思想、信条を超えての平和記念式典であることを考えてほしいものだ。