今朝の全国紙に「続く朝令暮改 世論を意識か 信頼失い 歓心買おうと焦った末?」という記事がある。
 私からすれば、批判のための批判、意図的、恣意的な認識であり、公平ではないと受け止める。
 記事の中に「一斉休校実施後の朝日新聞の世論調査(3月14日、15日)では、『評価する』が60%、『評価しない』が30%だった。だが『評価しない』を詳しく見ると、女性の18~29歳が37%、30代と40代がともに34%と、男性や高齢者に比べてその割合が高かった」とあるが、60%が評価するという数字を筆者は何と考えるのか。
 一斉休校実施し、感染拡大が防げたことは専門家も評価している。批判するのは結構だが、それならば「あなたはどんな考えで何をするのか」を示してほしい。
 「政府の観光支援策『GoToトラベル』をめぐる迷走も同様だ。実施時期や対象など基本的な制度設計で朝令暮改が続いている」という記述もあるが、「朝令暮改」だろうか。
 GoToトラベルは22日から実施予定で、その前に東京で200人以上の感染者が出ると誰が想像したであろうか。
 目に見えない敵との闘いであり「臨機応変」の対応をしたのであって「朝令暮改」と決めつけるのは正しくない。
 「危機管理は国民のためにあり、政権浮揚を狙って行うものではない」とあるが、政権浮揚などというケチな思いではなく、国民の生命を守り、安心、安全に全力を尽くして政策展開している。
 穿(うが)った、偏(かたよ)った見方は止めて戴きたい。反論があるなら是非ともして戴きたい。
 第三種郵便として特典がある以上、報道は事実に基づき、公正、公平を旨として戴きたい。