読売新聞1面トップに「河井夫妻 県議会元議長に200万円 複数回提供20人」。
 産経新聞1面トップでは「広島・三原市長に150万円 河井前法相 参院選前 受領は否定 県議1人も100万円超か」という見出し記事がある。
 河井さんは拘留中であり発信は出来ない。勿論、弁護士も当然余計なことは言わない。だとすると取り調べをしている検察官しか知り得ない情報が一人歩きする。情報をリークして自分たちのシナリオ、ストーリーに持って行くやり方である。
 公務員には守秘義務がある。私の時も一方的に検察に都合の良い、いや作られた情報が連日流されたことを想い出し、20年経っても検察の手法は変わっていないと思った次第だ。
 茂木外務大臣が粋な計らいをしている。新型コロナウイルスが発生し、中国武漢から日本人を避難、救出するため、全日本空輸株式会社(通称 全日空ANA)にチャーター機を要請し、全日空は即時に対応され1月29日からトータル5機を運航して下さった。その全日空に感謝状を贈られたとのことである。
 茂木外務大臣の人間味を感じながら、政治家として一寸した配慮は大事なことであり、その心が将来に活きてくる。
 ほのぼのとした話題に触れ、爽やかな気持ちになった。合わせて全日空の見事な管理能力を称えてやまない。

※6月24日読売新聞朝刊4面