東京都は昨夜、新型コロナウイルス感染者が新たに34人出たことによって警戒注意喚起の「東京アラート」を発令した。
 東京で30人以上の感染者が出たのは5月14日以来で、20日近く経つと気が緩んでくるのか。
 東京都でこの一週間で新規感染者114人のうち、32人が夜の繁華街が感染源で3割を占めているという。
 更なる感染を防ぐうえでも感染者が出た店の名前を明らかにすることが必要ではないか。
 命に係わることであり、公の精神で協力してもらうことが感染者を出さないことに繋がる。
 個人のプライバシー、店の信用が損なうなどという小さな話ではなく、命を守る視点から判断する時期に来ていると思うのだが。
 プロ野球の練習試合も始まり、高校野球も地区各高野連が中心となり地方大会を行う動きが出てきた。明るいニュースに触れながら、一にも二にも新型コロナウイルスの終息を願う次第だ。
 黒人青年が警官による行き過ぎた行為により亡くなり、全米各地で暴動が起き、アメリカ国内が緊張感に包まれている。一部暴動化し、略奪もテレビから伝わる。
そうした中で亡くなった方の弟が「暴力的行動を止めよう。平和的に変えて行こう」と呼び掛け、その声に多くの人が共感している。この青年の訴えがアメリカを変えることを願ってやまない。
 「言葉は力なりき」を改めて思い起こしながら、私も実践して参りたいと決意するものである。