10時から外交防衛委員会が開かれ、質問に立つ。今国会で本会議を含め、5回目の登壇である。
与党だとなかなか質問の機会が少ないが、少数政党だと委員の数が限られているので、有難いことに質問の機会が多くなる。
 今日も北方領土解決、日露平和条約締結、四島交流、四島経済活動等について質す。
新型コロナウイルス対策は、終息に向けしっかりやってもらうが、合わせて外交、安保、経済は一日も休みはない。司々(つかさつかさ)のそれぞれ役割を果たして行かなくてはならない。
 その上で茂木外相を核心に外務省は頑張っているし、更なる士気を高め、国益に資してほしいと願ってやまない。
 検察庁法改正についてメディアが大きく取り上げている。中には「ツイッターデモ政治・社会動かす? 470万件 検察庁法改正案に抗議」という見出し記事もある。(東京新聞20面こちら特報部)
 ツイッターが正確で、公平、公正であるのだろうか。一人で何回も発信できる。一方的な見方、表現は正しくない。
 私は18年前、メディアバッシングを経験したことがある。事実でないこと、裏付けのない話で大変迷惑した。
 メディアが流したアフリカODA、ソンドゥミリウムダム、北方領土人道支援、ムネオハウスで私は逮捕されていない。
しかし私は何があっても諦めないと信念を持って生きてきた。そして国民から理解と支持を戴き、国会議員に復帰ができた。
 「検察庁法改正案」についても最初からうがった見方、一方的な頭づくりで見てきている人がいる。
 検察官の定年について、時代に合った仕組み、手続きを踏んだ上での定年延長があって良いのではないか。
 頭から「政権寄りだ」「恣意的(しいてき)だ」という人の方に無理がある。国会できちんと議論をして、民主的手続きを踏んで結論を出すことである。
 第三種郵便の許可をもらい、また、国の許可を得て電波を流すメディアは、さまざまな面で恩恵を受けている。
ならば、報道は何よりも正確で真実に基づき、公平、公正であってほしいと願ってやまない。
民主主義はさまざまな意見、考えがあって良いが、誘導や意図的、恣意的と思えるやり方はあってはならない。
作り話をされた経験者としての私の強い思いである。

※参議院外交防衛委員会での質問