参議院でも補正予算が成立し、新型コロナウイルスで大変な目にあっている国民の皆さんに、現状における対応、対策を速やかに進めることができるようになった。
 何よりも一律10万円の給付を一日も早く届けることが大事である。
 学生が、アルバイトがなくなり、大学を辞めざるを得ないという悲痛な声もあるが、当座はこのお金でしのぐことが出来るのではないか。
 昨日衆院で、補正予算審議の過程で予算委員会に組み替え動議を立憲民主党・国民民主党・社会民主党・共産党が出している。当然否決された。
 組み替え動議を出しながら、補正予算に賛成するとはどういうことかと不思議に思う方も多いのではないか。
 国難とも言える新型コロナウイルスであり、大災害と言ってよいだろう。「小異(しょうい)を捨てて大同(だいどう)につく」のが、今求められているのではないか。
 9時から参議院予算委員会が行われたが、何人かの人から「時間の無駄としか言いようのない質問は止めてほしい。森議員は何を考えているのか」と言った声が届いた。確かに私もテレビを見ながら、首を傾げる場面が多々あった。
こうした緊急事態の時こそ、政治の価値が問われる。合わせて政治家の器量が図られると政治家個々人は心しなくてはならない。心して質問してほしいものである。