緊急事態宣言が発せられ、「外出自粛」「人との接触7割減、いや、8割減にしないとこの危機から脱せれない」「いやテレワークだ」とそれぞれ対応している人が多い事だろう。
 年末年始1週間、長い時は9日間も休みが続く時がある。この時は役所も会社もみんな休みである。それを考えればゴールデンウィーク期間の29日から5月6日まで8日間、役所も民間もすべて休みにすればよいのではないか。
 来週はコロナ対策の補正予算審議があり、休日返上で29日も参議院は委員会を開く事になっているので休めないが、それならば5月2日から10日まで休みにすれば、「3密」は間違いなく防げる。深刻に考えないで、自然体で弾力的に判断する事が必要ではないか。
 何をしようか、何をして時間を過ごそうかと時間を持て余している人は、人生を振り返るなり、家族との対話、お孫さんを世話する等、やるべきこと、やれることがあるのではないか。自分の時間がもてる事は、至福の時である。
 私事で恐縮だが、収監されている時、決まったスケジュールの中で自分の時間が18時から21時まであった。この時間帯の有難さを今も想い出す。届いた手紙を読む、返事を書く、新聞・雑誌・週刊誌に原稿を送る。3時間を有効に1年間使った事を振り返りながら、閉ざされた狭い3畳の中ではなく、家の中で自分の意思で動けて、そして議員会館に行って仕事をしてあっという間に一日が過ぎていく事に感謝しながら、「自由」の重み、価値をしみじみ感じるものである。
 「することがない」「やることがない」と思わず、家の中でも一歩外に出ても、与えられた環境で出来る事がある。
 やれる事があるという意識改革を一人一人がしていこうではないか。


※4月27日(月)15:30からの参議院本会議で、日本維新の会を代表して質問に立ちます。テレビ中継はありませんが、参議院インターネット中継でご覧になれます。
https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
是非、ご覧ください。