内閣府の有識者検討会が千島海溝(十勝・根室市)、日本海溝(三陸・日高沖)沿いで二つのマグニチュード9.3、9.1で、震度7の巨大地震が起き、それにより津波は、北海道えりも町で27.9m、岩手県宮古市で29.7m、釧路市で20.7m、根室市で22mと分析している。
 さらにこの震源域では数百年ごとに巨大地震が起きており、前回(17世紀)の発生からの時間を考えると「切迫性」が高いと指摘している。
 1月30日の参院予算委員会で私が質問したが、内閣府は今年度中に人的被害や経済への影響について取りまとめると菅官房長官、武田防災担当大臣から答弁を戴いている。
 この切迫性の高い千島海溝、日本海溝沖地震については、鈴木貴子代議士が3年前から一人で取り組み、一昨年12月の予算案に初めて項目として取り上げられた経緯がある。
 防災、減災と口ではよく言うが、実際行動している政治家が何人いるか。この点、鈴木貴子代議士の取り組みを評価したい。
 今、世を挙げて「コロナ一色」だが、政治は自然災害、外交、安全保障、治安等々、日々すべてを考えていかなければならないことを国民等しく判ってほしいものである。
 明日は定例の東京大地塾の日であるが、今回は16時から佐藤優さんと私とでWEB会議方式で行うことにした。三密を避けるためでご理解戴きたい。
 インターネットから申し込みができますので、ご協力宜しくお願い致します。

☆東京大地塾WEB会議のお知らせ
 4月23日(木)に開催する「東京大地塾」ですが、佐藤優さんと相談の上、新型コロナウイルス感染対策のため発令された緊急事態宣言により、佐藤さんとのWEB会議にさせて頂く事と致しました。
 参加ご希望の方は、下記メールアドレスに、お名前をご記入の上、ご返信下さいますようお願い申し上げます。
 ご返信戴いた皆様には、WEB会議招待メールを送信させて戴きます。
 suzuki.web@muneo.page

※申し込みは随時受け付けておりますが、開催時間近くになりますと対応出来ない場合がございます。なお、東京大地塾WEB会議の様子は、後日ユーチューブにアップする予定ですので、ぜひご覧下さい。