昨日、大相撲千秋楽での八角理事長の感動的な挨拶を紹介したが、今日の毎日新聞17面スポーツ欄に「白鵬『あの時、涙』」という囲み記事がある。読者の皆さんにご紹介したい。
大相撲春場所で2場所ぶり44回目の優勝を果たした横綱・白鵬が千秋楽から一夜明けた23日、コメントを発表した。新型コロナウイルスの感染拡大のため史上初の無観客開催となった場所に「長いような早いような15日間だった。(これまでの)全ての優勝の味は違うが、今回の優勝は特別だ」と振り返った。
千秋楽の全取組終了後に幕内全力士が土俵下に集い、異例の日本相撲協会のあいさつが行われた。白鵬は「実はあの時、涙を流していた」と明かした。八角理事長(元横綱・北勝海)が「過酷な状況の中、立派に土俵を務めた全力士、そして全協会員を誇りに思う」と述べたことに「理事長がお相撲さん側に立って言葉を発してくれたような気がした。初日(から)のことを振り返るとグッときた」という。

 横綱白鵬も日本国籍を取得し、引退後も国技大相撲に係ることになる。八角理事長の国技大相撲に対する思い、心を理解していることに、大横綱への道を歩んでいると感じた次第である。
 午後2時過ぎより森喜朗東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の処にご挨拶に行く。
 オリンピック・パラリンピックの開催時期がどうなるのか。また、政局、日露関係について森元総理のお考えを聞かせて戴いた。
 今夜、安倍総理がバッハIOC(国際オリンピック委員会)会長と電話会談し、森会長も同席するとのことである。
 大会の中止はないとバッハ会長も明言されているので、いかなる時期であっても日本は成功に向け、その責任、役割を果たして行くことを森会長は気合を込めて話されていたのが印象的だった。
 政局、内政、日露等、森元総理のお話は大変参考になり興味深いものだった。
 何よりもお元気であったことが一番嬉しく思った。