13時より参議院外交防衛委員会が開かれ、15時半過ぎから30分質問に立った。
 最初に根室の久保浩昭市議会議員から送られてきた「根室国後海底ケーブル」の実物を委員会に持ち込み質した。
 私の前に公明党の秋野議員も、久保市議から資料、現物が届けられており、秋野議員は文化庁に保護、保全の話をされていたので私は茂木大臣に外務省が中心になり、北方領土地域振興の内閣府、文部科学省に働きかけて戴きたいとお願いした。
 茂木大臣からは「関係者とよく相談して参りたい」との答弁を戴いた。
 歴史の遺産として、特に北方領土隣接地根室のことを私なりに話させて戴いた。
 コロナウイルスについてWHO(世界保健機構)のテドロス事務局長が3月2日の記者会見で「韓国・イタリア・イラン・日本の4カ国に『最大の懸念だ』」と述べているが、日本は感染封じ込みに全力を尽くしている。
 3月6日には、WHOの緊急事態対応統括マイク・ライアン氏は、日本が韓国入国制限したことについて「政治的な争いにすべきでない」と記者会見で述べているが、感染防止のための措置であって、間違った発言ではないかと茂木大臣に尋ねた。
 茂木大臣は「日本の立場、考えをWHOに説明、連絡している」とのことだった。
 間違った認識、受け止めで日本が誤解されては国益に係る。この点、日本として言うべきことは言っていくべきである。
 ロシア関係についても質問した。今年のビザなし交流は予定通りか。日露地域交流年は予定通りか等質し、茂木大臣からビザなしについては例年通り、地域交流年も5月16日日程を空けていると札幌での開会式を容認された。
元島民の飛行機による墓参についても、元島民の高齢化に伴い、飛行機の墓参を今までの1回から2回、3回行けるようお願いした。
 茂木大臣は前向きに答えて下さり、有難い限りだった。

※参議院外交防衛委員会で質問