NHK日曜討論の中で、安倍総理が全国の小中高、特別支援学校に休校を要請した事に対し、野党の人たちは「自治体に任せるべきだ」「感染者が出ていない自治体も一緒にするとは」等々の話が出ていた。
 感染者を出さないようにするにはどうしたらよいか。その為に、人の集まるさまざまなイベント、スポーツ大会、会合等に自粛、中止、延期をお願いしている。
 学校も同じで、春休みを2週間繰り上げたと理解すればよい事ではないか。共働きしている人も2週間後には春休みが来ることは分かっている。その時のやりくりを2週間早まったと理解し、対応するしかない。
 緊急事態であり、「自治体に任せるべきだ」などと言うのは、無責任である。時間をかけていると感染者が広がってしまう。スピード感をもって対応するしかない。
 先ずは安倍総理の決断を一緒になって推進していくしかない。終息してから批判や反省点、今後に向けて相談すればよい事である。
 9時過ぎから男子マラソン残り1枠をかけた東京マラソンのテレビ中継を見ていたが、あっという間の2時間だった。
 大迫、設楽、井上、3選手に注目が集まり、30kmまで井上選手がトップグループについていったが、徐々に脱落。25km付近までペースダウンで第2グループにいた大迫選手が30km過ぎくらいからいつもの走りに戻り、結果は2時間5分29秒の日本新記録、日本人1位でオリンピック出場は間違いない事だろう。
 中盤で失速した大迫選手が、後半粘り強い走りを見せ、ゴールの時は拳(こぶし)を握り、何か叫んでいたように見えた。
 さまざまな困難、苦労を乗り越えての記録達成に、本人も感極まってのゴールだったのだろう。
 代表になってほしい人の走りに関係者もホッとした事だろう。
 東京オリンピックでの走りが楽しみになってきた。