昨日、北海道の鈴木知事が「緊急事態宣言」を発表し、実施期間は28日から3月19日までとし「宣言」には法的拘束力はないとした上で「感染拡大を抑えるためであり、健康、命を守ることは何事にも代えがたい。多くの皆様にご協力戴きたい」と北海道民に呼び掛けている。
 北海道が、一番感染者が多く、クラスター(集団)が発生していると言われる。的確なメッセージと評価したい。
 安倍総理も前日27日に、全国一斉休校を要請したが、今日の一部報道には「独断」とか「見切り発車」「場当たり的だ」という見出しがあるが、緊急事態、危機的状況では特に命を守るためには、独断、トップダウンのスピード感が必要である。それはトップの決断しかないのである。「相談があった、なかった」などというのは論外である。
 立憲民主党の安住国対委員長は「万端の準備がないまま決断した可能性が高い」と指摘した。同党の蓮舫参議院幹事長は政府対応を「すぐ撤回すべきだ」と批判した(読売新聞4面)。
無責任な話である。それならば知恵を出せと言いたい。
 兎にも角にも感染を防ぐことが一番である。さまざまなイベントに二週間開催、自粛をお願いしており、学校の一斉休校は当然である。
 安倍総理も鈴木道知事も自信を持って政策遂行に邁進して戴きたい。
 「さあ皆さん、手をよく洗いましょう。うがいもしましょう。自分で出来ることを率先してやりましょう」と私は発信して参りたい。