16日、北海道新聞朝刊4面「政(まつりごと)の現場」というコラムに次のような記事がある。
「『余興のつもりだった』。立憲民主党の安住淳国対委員長が4日、東京都内発行の新聞6紙のコピーに『100点』『くず』『論外』などの論評を手書きし、国会内の同党の部屋に張り出したことで釈明に追われた」
 
安住氏が「余興のつもりだった」というのなら問いたい。「国会質問も余興か」と国権の最高機関である国会で使っている部屋は安住氏の個人のものではない。国家国民のものである。
 その場所で新聞6紙を自分の身勝手な一方的考えはとんでもないことである。
安住氏もそれなりに経験のある政治家である。「思い上がり。人としての器量がでましたね」という声が多数寄せられた。
堂々たる政策、議論を行い、名誉回復に努めてほしいものだ。
 もう一つ、2月18日の各紙に出ていたが、元東京地検特捜部長石川達紘被告が通行人を殺しておきながら「無罪を主張」という記事に驚く。
 自分のミスで尊い命を奪っておきながら、「車のエンジン制御プログラムなどに何らかの不具合があった」と訴えたと記事にあったが、「検察側は事故後の検査で車輌に異常は見つからなかった」と述べている。「車の不具合」というのはあまりにも無責任で反省がない。
石川達紘氏に言いたい。もっと人間味のある対応をすることが殺してしまった堀内貴之さんに対する償いではないか。何とも上から目線の呆れた言動に、間違った権力は絶対許してはいけないと強く思うものである。
 読者の皆さんはいかがお考えだろうか。