今日は特別の日となった。永年在職表彰議員として、天皇・皇后両陛下に拝謁(はいえつ)の機会を賜った。
 平成22年8月4日に、衆議院本会議で院議を持って25年の永年在職議員として表彰を受けたが、9月に最高裁判所は私の申し立てを棄却し、判決が確定し、衆議院議員を失職することになった。
 普通ならば、10年前に行われることであろうことが今日となったのである。
 宮殿竹の間で両陛下からお言葉をかけて戴き、有難い限りであった。
 外務政務次官の時、杉原千畝氏を名誉回復した時、平成3年秋の園遊会で天皇陛下(当時、皇太子殿下)より、良い仕事をなされましたねと声をかけて戴いたことは、私にとって一生の宝、誇りですとお礼を申し上げた。
 皇后陛下が外務省時代、平成3年私が外務政務次官の時、通訳をして戴いたことなどお話が出来、有難い貴重な時間を過ごすことができた。
勤続25年は、昭和58年奇跡の当選をした時からの私の目標であった。この間、いつ如何なる時でも私を支えてくれた旧5区(十勝・釧路・根室・網走管内)の後援会の皆様。北海道内の後援会の皆様。そして全国の後援会、支援者の皆様に、心から心から感謝お礼申し上げたい。
 そして家内、3人の子供、永年働いてくれた秘書、事務所スタッフの仲間にもお礼申し上げたい。
 皇居で記念写真を撮りながら、改めて心ある多くの皆様のお顔が浮かんできて、何とも言えぬ思いで一杯であった。
 今日の拝謁に、家内も一緒する予定であったが、都合により行けなくなり残念ではあったが、改めて家内の内助の功に感謝の意を表したい。
 衆議院予算委員会で辻元清美氏の質問を聞いていて、安倍総理のホテルでの後援会会合の話をしていたが、国会で取り上げるような話ではない。他の委員もそれに追随した質問をしていたが、呆れるばかりである。
この程度であるから、政権は安泰である。

※永年在職表彰議員拝謁、皇居内で