4日の衆院予算委員会で立憲民主党の黒岩宇洋氏が、総理秘書官が総理に事務的説明をした事に「うるさい」と大きな声を出され、私なんかは気が弱いものだからテレビを見ていてびっくり、且つ、この男の頭はどうなっているのかと呆れたものだが、この黒岩氏以上に驚くのは、同じく立憲民主党の安住淳代議士である。
 朝刊全国紙6紙の政治面に対し、安住氏の評価が張り出されていたというのである。
 自分たちに都合の良い記事は「すばらしい」、気に食わない記事には「くず・0点」と見事な?判断をしている。
 「官邸への忖度」とか「安倍総理へのゴマすり」とか言っている人達が、全く呆れてしまう行為である。
 「この程度の頭づくりで政権を批判する事自体、冗談ポリバケツ」「頭に虫が入っている、いや、ばい菌が入っているのでは」と言った、おちゃらけな表現の話が私のもとにたくさん届いてくる。
 国民、市民は、よく分かっていると納得しながら、公(おおやけ)と私(わたくし)をきちんとセパレートして物事に対処すべきと、私自身つくづく思い、感じる次第だ。
 安住氏にお尋ねしたい。安倍総理のニューオータニでの後援会会合の費用が一人5000円で出来ないとニューオータニ側が言ったのか。ニューオータニの食事は最低11000円と豪語したが、それはニューオータニのホームページの記載ではないか。しかも着席でのフルコース料理の値段である。立食の場合、人数分の料理も作らず、主催者の希望を聞いてサービスするのが通例である。
 安住氏がニューオータニの誰に電話し、誰が5000円で出来ないと言ったのか明らかにすべきである。
 ただ「問題だ」「5000円ではできない」と一方的に指摘するのは、公平ではない。安住氏には、説明責任がある。この点、きちんと対応して戴きたい。
 政治の価値が問われるのであるから。

※2月6日(木)22:00~23:00 
   BS日テレ「深層NEWS」に生出演します。
   テーマは「ロシアで今何が起きているのか。北方領土交渉の行方は」です。
   是非、ご覧になって下さい。