昨日大阪から東京に戻る際、いつものルートではなく、初めて見る景色に驚いた。
 ふと左下を見るとスカイツリーが見え、後楽園東京ドーム、皇居、国会議事堂、東京タワーと東京の名所が目に入ってきた。
 大阪から羽田までの1時間のフライトが、なぜ20分も遅れるのかと不思議に思っていたが、今朝の新聞各紙で「羽田新ルート試験飛行」と出ていたので、それで遅くなったのだと分かった。
 機内放送では「予定より到着が遅くなり申し訳ありません」としか説明がなかった。都心上空を飛行する新ルートを報道機関には公開し、ヘリコプターまで出て取材させておきながら、国交省の航空局も航空会社も搭乗している人に説明がないことは、どういうことかと疑問を感じる。
 サービス業がサービスを、安全を忘れてしまったらどうなるのか。何とも納得のいかない出来事である。
 今日から衆議院で令和2年度本予算審議が始まった。景気動向が話題になる状況である。国民生活を守るための最大の術(すべ)は予算である。一日も早く、先ずは予算を成立させる事が一番である。
 私のところには、「予算を通してから、やりたい人は重箱の隅を突っつくような議論をしてほしい」「国民もスキャンダル的な話や『桜』や『IR』は聞き飽きた。もっと国家国民の質疑をしてほしい」といった声が寄せられている。
 私はその声を大事にして参りたい。