予算委員会で午前11時40分からと、午後1時から40分間質問に立つ。
午前は補正予算のことにつき、特に一番切迫性の高い千島海溝沿い地震について菅官房長官、令和2年度中に調査結果を各自治体に報告したいとの答弁を戴く。武田大臣からは鈴木貴子代議士、蝦名市長からもよく伺っておりますと鈴木貴子代議士の名前を出してくれた。千島海溝沿い地震について鈴木貴子代議士が頑張っていることを知らしめてくれ有難かった。
ウポポイ(民族共生象徴空間)アイヌ民族国立博物館の完成式典に菅官房長官の出席をお願いし、アイヌ施策推進法(アイヌ新法)が昨年できたので、アイヌ民族の正しい歴史事実を国民に理解してもらい、アイヌ民族の年金・教育・生活調査等を進めて戴くべく質問をする。
新型肺炎について1月28日指定感染症の政令を決めながら、10日過ぎてからの施行では遅すぎる、なぜすぐ施行しないのかと加藤厚労大臣に尋ねると、法制局の判断というので、「命」に係わることなのだから超法規でもやるべきと念押しする。
午後からは日露関係について安倍総理、茂木大臣に質問する。戦後の日露関係の正しい歴史関係を質した。
1943年11月27日カイロ宣言、1945年2月11日ヤルタ協定、1945年7月26日ポツダム宣言、1951年9月8日サンフランシスコ平和条約で、日本に対し何が書かれていたか聞く。
吉田茂全権が受諾演説で述べた「日本は、45%の領土を失う」と言ったが、それはどこかと正しい歴史認識を確認した。
5月9日、モスクワでの戦勝記念日には是非とも出席すべきと聞くと安倍総理は、その方向で検討したいと出席の意向を述べられた。
日露地域交流年開会式が5月16日札幌で行われるが、茂木大臣の出席を希望すると、国会の都合が付けば出席したいと述べられた。
5月16日は土曜日で、国会はないので出席できるということである。納得のいく質疑ができたと満足している。
15時から今年初めての東京大地塾。佐藤優さんから「最近の日露関係と北村安保局長―プーチン会談」についてお話を戴き、質疑応答。
予算委員会での質問と重なり、タイミングの良い大地塾となった。
午後の予算委員会の前に鈴木貴子代議士が応援に委員会室に来られ、私の質疑を聞いていた。質問の前に「しっかりやりなさい」と発破をかけられ、緊張したものである。
※参議院予算委員会での質疑
※安倍晋三内閣総理大臣
※菅義偉内閣官房長官
※武田良太防災担当大臣
※加藤勝信厚生労働大臣
※茂木敏充外務大臣
※今年初めての東京大地塾