昨日の毎日新聞夕刊2面特集ワイドに一ページ近く「ラグビーW杯を終えて森喜朗元首相『聖地』で語る」という見出し記事があり、森元総理の話に感激した。読者の皆さんにも是非読んでもらいたい。
 「聖地」とは秩父宮ラグビー場だが、ピッチに座り遠く見つめながら微笑んでいる写真に何かしら「聖人」のような存在感を感じた。

最後の項に「朝鮮半島情勢を含め平和の祭典にふさわしい東アジアでなければ。そう私が問うや、森さん、スーツのポケットからスプレー式のニトログリセリンを取り出した。『たまに心臓がきゅんと痛むので持ち歩いているんだ。がん治療も透析も続けている。覚悟しているよ。難問が立ちはだかれば、立ちはだかるだけ、より気力がわいてくるから。東京五輪・パラリンピックの成功をこの目で見届けるまでは死ねない。意地だね』。それだけ言い残し、森さん、ほろ酔いの顔を引き締め、よっこらしょと席を立ったのだった。」
 
森元総理がまさに命を懸けて、東京オリンピック・パラリンピックの仕事をしていることが伝わってきて感激した。
 鈴木宗男なぞは、まだまだもっともっと働かなくてはいけないと自分に言い聞かしたものである。森元総理を応援して参りたい。
 「桜を見る会」を来年は中止と安倍総理が判断された。菅官房長官は招待者の基準、推薦等、透明化を図ることを表明している。十分理解に足る中止決定である。にもかかわらず野党は「桜を見る会」を追求するという。
 安住立憲民主党国会対策委員長は「ホテルニューオータニでは、5000円で飲食できない」とテレビのインタビューで答えていたが、安住さんはいつからニューオータニの経営内容を知っているのだろうか。
 ホテルは上得意さんにはサービス、配慮がある。飲物などは持ち込めるものだ。私の経験からも5000円で十分やっていける金額である。
 野党第一党の国対委員長が、重箱の隅をつつくような議論をしているところに国民はヘキヘキしている。もっと天下国家、大所高所の話をしてほしいものだ。
国民から選ばれた国会議員であり、国権の最高機関が国会である。その場に相応しいと国民に思ってもらえる場にしてほしいものだ。
 4月に池袋で暴走し、母子をはね死亡させた事故で警視庁は12日、車を運転していた旧通産省工業技術院元院長飯塚幸三を書類送検した。これからは東京地検が起訴するかどうかにかかっている。
 一瞬にして愛する妻、子を失ったご主人は、飯塚幸三に対し「できるだけ重い罪名での起訴と厳罰を」と記者会見で述べている。
 飯塚幸三は、操作ミスで殺す意図はなかったと理解するが、一人残されたご主人を思う時、何とも言えぬ憤りを感じる。
読者の皆さんはいかが受け止めただろうか。