2020年東京オリンピックのマラソンと競歩競技を今年のドーハの世界選手権の結果に基づき、札幌市で行うとIOC(国際オリンピック委員会)が決定したにもかかわらず、小池東京都知事は「東京で行うという気持ちに変わりはない」と駄々をこねている。

 IOCのジョン・コーツ調整委員長は「IOCは決定権限を持っている。東京に戻ることはない」と明確に述べているにもかかわらず、小池知事は何の生産性を考えて身勝手な発言をしているのか理解に苦しむ。

 「都民ファースト」ではなく「自分ファースト」である。オールジャパンで東京オリンピックを成功させなくてはならない。

 森喜朗組織委員会会長、元総理が病身にもかかわらず、成功に向け日夜頑張っておられる。

小池知事はこの森先生の姿勢見習うべきである。

 菅原一秀経済産業大臣が辞任された。週刊誌報道が発端となり、そのさなかに香典問題が出てきた。

 菅原氏本人がお通夜に行く予定が行けなくなったとのことだが、この点、きちんと事務所と菅原氏ご本人が確認を取り合っていれば間違いは起きなかったのではないか。

 菅原氏は57歳である。今回の件を機により襟を正し、政治家として人一倍努力、精進し、結果を出されることを願ってやまない。

 安倍総理は菅原氏の辞任を受け「任命責任は私にあり、国民に深くお詫び申し上げる」と述べておられたが、個人の問題であるにも関わらず、何とい見事な立ち振る舞いと感じた。

この心が長期安定政権に繋がっていると受け止めた次第である。

 11時半から栃木県佐野市で異業種の集いである「T-MED経済文化塾」で「北方領土の真実を語る」というテーマで講演する。

 高速道路が浦和インター付近で2カ所交通事故があり、1時間遅れて到着したが、予期せぬ事故とはいえ、参加者には申し訳なく心からお詫び申し上げた。

 講演後は、名物佐野ラーメンを戴き、東京に戻り18時からもう1カ所会合で挨拶をする。

 秋晴れの栃木県、東京都だったが、台風19号、今回の大雨で大きな被害、犠牲者が出ており、被災された皆さんのことを察しながら自然との共生を改めて考えたものである。


栃木県佐野市で異業種の集いである「T-MED経済文化塾」で講演





※東京都足立区で新井ひでお区議会合