台風19号が関東に上陸し、東京も昨夜21時過ぎから風、雨が強くなったが、30分位で静かになった。
 長野県・千葉県・群馬県はじめ、各地で死者、負傷者が出ているが、被災された皆様に心からのお見舞いを申し上げたい。
 自然のなせることとはいえ、向き合っていかなければならない。自然によって生かされている我々である。
 21世紀に入り、地球温暖化、気候変動とよく言われるが、自然に対する敬(うやま)い、感謝を持ち続けることが今必要ではないか。自然を破壊し、自然を蝕(むしば)んできたのは我々人類であるのだから。
自然との共生をより考える時期に来ていると強調したい。
 台風19号の影響で昨日に続き、羽田発の北海道行きは今日も欠航である。
 今日、十勝管内池田町では中川一郎先生の秘書時代からお世話になってきている株式会社遊佐組さんの創業100年式典に出席できなくなった。
また、18時からは根室管内別海町の大内家の息子さんの結婚披露宴に出席する予定だったが行けなくなった。
お詫びの電話をしながら、益々のご発展、新郎新婦の弥栄(いやさかえ)を願った次第である。
飛行機が欠航したため、ご案内戴いていた10時から自衛隊殉職隊員追悼式に出席した。
国防の任にあたり、志(こころざし)半(なか)ばで若くして殉職された隊員に、心からの敬意を表し、献花させて戴いた。
ご遺族の中で、幼い子供連れのご家族が二組おられた。第3航空団(三沢基地)F35Aで事故に遭った細見二佐のお子さんは、7歳・10歳・12歳・14歳、高射特科団(北千歳)の川久保曹長は、7歳・9歳・10歳のお子さんがおられ、健気(けなげ)に献花されていた。
このかけがえのない子供、愛する奥さんご家族を残しての旅立ちに、何とも言えぬ悲しみ、同情、辛さを感じた。
残されたご遺族に、ただただご加護を念じた次第である。

自衛隊殉職隊員追悼式で安倍晋三内閣総理大臣の追悼のお言葉