ノーベル化学賞に、旭化成名誉フェローの吉野彰氏が選ばれた。
 日本人のノーベル賞受賞は27人目で、昨年の医学生理学賞を受賞した本庶佑氏に続く栄誉である。
 リチウムイオン電池の開発が認められての事と報道で知らされたが、乾電池と違い充電して使える事から、スマートフォンに使われたり、蓄電池で電気自動車の普及、環境問題にも大きく貢献出来ると聞き、まさにノーベル賞ものである。
 1948年1月30日生まれと聞き、同じ世代に生まれ、生きてこられた吉野氏に尊敬と親しみを感じるものである。
 何よりもニコニコしたあの笑顔は、日本の財産と感じた次第である。心からの拍手を送りたい。
 関西電力の八木誠会長が、昨日辞任を発表したが、それならば前日までの続投宣言はなんだったのか。上から目線、思い上がりも甚(はなは)だしい。
 辞めるのは当然だが、単に辞めるだけでなく、元助役から何故(なにゆえ)に金品を受け取ったのか、国民にわかる説明責任を果たしてほしい。辞めてうやむやにするのは、男らしくない。
 読者の皆さんはいかがお考えだろうか。
 昨夜のうちに千歳に出て、今朝7時から苫小牧で1年に1回行われる恒例の鈴木宗男後援会ゴルフコンペに顔を出し、関係者に挨拶する。
 6年目を数えるイベントだが、苫小牧を中心とする胆振地区後援会、八重桜会はじめご尽力戴いている皆様に、心から御礼申し上げる。
秋晴れのもと、参加者は心地よい汗をかいたのではないか。
 午後の便で千歳から中部国際空港に飛び、愛知県稲沢市で大変お世話になっている久納昇辰氏の市民栄誉賞受賞式に出席し挨拶する。
 長年にわたり商工会議所会頭としての功績等が認められての事であるが、人生一つの仕事をしてきた人の重み、価値を感じたものである。
 55年前の今日は東京オリンピック開会式の日である。当時、高校2年生だったが、最終聖火ランナーの坂井義則さんの勇姿が今も目に浮かぶ。
 来年の東京オリンピック・パラリンピックで、どんなドラマがつくられるのか、今から楽しみに待ちたい。