元プロ野球選手金田正一さんが亡くなったと昨夜のニュース速報で知った。今朝7時のNHKテレビニュースの一番に金田正一さん死去を扱っている。
我々子供の頃のヒーローだった。独特の金田流のフォーム、しかも左腕、当時にして184㎝の長身、1951年(昭和26年)から14年連続20勝、しかも弱かった国鉄時代で、あの当時巨人にいれば30勝を何年も続けたであろうとよく言われたものだ。
 中川一郎先生と親しくしていた関係で、私もよく声をかけて戴いた。診察のため、釧路にもよく来られ、飛行機で一緒になり、昔話をしたことが想い出される。
 プロ野球の歴史に敢然と残る破られることのない数々の偉大な記録を残した金田正一投手である。
 心からのご冥福をお祈りしてやまない。
 日本経済新聞1面トップに「出生数90万人割れへ 今年、社会保障・成長に影 推計より2年早く」という見出し記事に驚く。
 私は昭和23年生まれで、一番出生数の高い年の生まれで、団塊の世代と呼ばれた。我々の世代の子供が今40代半ばに入っている。
 少子化が進めば人手不足はもとより、高齢者を年金・医療・介護等、どう守っていくのか。健全で長生きして良かったと言える時代にするためにも、やはり出生率を上げなくてはならない。
 出産、子育てに対し、国民等しく真剣に考えていきたいものである。政治の責任はもとよりだが、国民一人一人の意識が必要である。
 読者の皆さんにも是非とも考えて戴きたい。