サウジアラビアの石油施設2カ所が無人機の攻撃を受け、石油日量生産能力の約半分の570万バーレルの生産が停止になり、世界のエネルギー市場に波紋を投げかけている。
 イエメンの親イラン武装組織フーシ派が犯行声明を出し、アメリカはイエメンからの攻撃だという証拠はないとイランの関与をほのめかしている。
 いずれにせよ日本はサウジアラビアから4割の油を買っている。他人事(ひとごと)でない出来事である。
 中東の不安定要素を考えるにつけ、世界一のエネルギー資源大国ロシアとの関係が重要になってくる。
 北海道稚内の目の前であるサハリンではオハで油、ガスが掘られている。安定供給を確保するためにも日露関係は重要である。
 総務省が発表した人口推定によると、65歳以上の高齢者が3588万人になり、人口の約3割近くになっている。
 就業者も65歳以上は862万人で、全体の約13%になり、大事な働き手である。
 民間・公務員問わず、定年の引上げ等、時代に合った判断をしなくてはならない。政治の果たす役割は極めて重いと自分自身に言い聞かせるものである。
 9時から根室市で北方領土まで歩こう会に参加し、納沙布岬までの16㎞を昨年に続き歩いた。
 サッカーの元Jリーガー武田修宏さんがゲストとして来られており、久し振りにお会いできた。
 霧雨の中でのスタートだったが、ゴールに近づくにつれ晴れてきて、日露平和条約交渉の流れのように段々と明るくなって先が見えてくる感じがしてきた。
 12時から北方領土返還祈願フェスティバルでの挨拶で「安倍総理とプーチン大統領の2人の判断、英断でしか解決はできない。安倍総理に任せたとここ根室から応援のメッセージを送って戴きたい」とお願いした次第だ。

※北方領土まで歩こう会

※北方領土まで歩こう会

※北方領土まで歩こう会

※北方領土まで歩こう会

※北方領土まで歩こう会
丹野根室海上保安部長と

※北方領土返還祈願フェスティバル