内閣改造から一夜明け、今朝の全国紙朝刊は一面トップで、
読売新聞「憲法改正『力強く推進』 首相社保改革新会議 初入閣最多13人」
朝日新聞「改憲『成し遂げていく』社会保障『大胆に構想』安倍首相第4次再改造内閣発足」
日本経済新聞「『社会保障改革総力で』首相会見 全世代型へ新会議 改憲論議 自民が主導」
産経新聞「首相『改憲成し遂げる』改造内閣 初入閣13人 ポスト安倍へ競争促す」
毎日新聞「社会保障会議設置へ 首相『改憲、自民主導で』改造内閣発足」
東京新聞「改憲シフト鮮明 首相『必ず成し遂げる』第4次安倍再改造内閣発足」
 と出ている。見出しで各新聞社の考えが伝わってくる。
 日本経済新聞さんの見出しが、昨日の総理会見の内容をよく伝えていると受け止めながら、報道というのは、受け止めによって言葉の使い方、表現も違うとつくづく感じるものである。
 今回の改造で、最年長は麻生太郎氏、竹本直一氏の78歳、続いて72歳の北村誠吾氏、71歳の衛藤晟一氏と71歳以上が4人である。
 衛藤晟一氏は平成2年2月の初当選であり、30年かかって大臣ポストにたどり着いた。ご本人の感慨はもとより応援された後援者の皆さんもどんなにかお喜びの事だろう。
 40代はいなく、圧倒的に60歳前後の人が多い。最年少は38歳の小泉進次郎氏で、議員生活10年での就任は、将来を見込んでの抜擢であろう。
 人事はさまざまな要素が複雑に絡み合って、総理が判断するものだが、60歳前後の大臣が大半で、昨日私は「仕事師内閣」と言ったが、期待に応えてくれる事を願ってやまない。
 夕方帯広に向かい、19時より異業種の経営者の集まりで「十志会」10周年の節目の会で鈴木貴子代議士が講演する予定になっていたが、内閣改造で防衛大臣政務官として大臣の離任式、あわせて鈴木貴子防衛大臣政務官自身が次への引き継ぎ等のため出席出来ず、私が代理で講演する事になった。
 「日本一切磋琢磨する親子議員を目指して」という鈴木貴子代議士のタイトルに沿って話をさせて頂いた。
 私自身、この十志会の講演は3回目となり、人の出会い、ご縁に感謝したい。

※「十志会」10周年の講演